谷川会長ら将棋連盟幹部減給、謝罪 三浦九段と補償巡り隔たりも
2016年12月27日 21:37
芸能
会長は、三浦九段の出場停止処分が解かれる来年1月から対局に復帰させる方針を示した。不正疑惑の根拠とされた離席について「事実と違う部分もあった」とした上で「電子機器への対応が遅れたことなど反省すべき点は多々ある」と述べた。
連盟は、出場停止中に不戦敗となった救済策として、今期の成績に関係なく、来期も最高峰リーグのA級順位戦への残留を保証する異例の措置を決めた。
三浦九段は「竜王戦に出られなかったのは本当に残念」と話したが、早期復帰にも意欲を示した。
出場停止処分を「やむを得なかった」と判断した調査委の報告については、谷川会長が「妥当な判断だった」と評価する一方、三浦九段側は「極めて不当だ」と述べた。
三浦九段は10月15日からの竜王戦7番勝負で渡辺明竜王への挑戦者に決まっていたが、12日に出場停止処分を受けた。