貫いた香取流の“正義” 元マネ事実上の解雇に反発…中居も翻意失敗

2016年12月31日 08:15

芸能

貫いた香取流の“正義” 元マネ事実上の解雇に反発…中居も翻意失敗
SMAP Photo By スポニチ
 SMAPが大みそかをもって解散する。メンバーが事務所を通じて改めてコメントする予定はなく、国民的グループとしてはあまりに寂しいラストになりそうだ。
 解散まで約1カ月に迫った先月下旬。香取慎吾(39)は都内で、今年1月の解散騒動でジャニーズ事務所を退社した元マネジャーの女性と会っていた。フジテレビ「SMAP×SMAP」のラストステージについての話し合いが直前に迫ったタイミング。ほかに気心の知れた音楽関係者2人が参加。母親のように慕う元マネジャーとの絆の深さをうかがわせるとともに、スマスマ最終回に生出演しないという決断に少なからず影響があったことをうかがわせる“極秘面会”だった。

 なぜ、香取は活動休止ではなく解散を選び、最後の生出演も拒んだのか。背景には元マネジャーが事実上の解雇処分になったことへの反発があるという。「香取さんにとって元マネジャーは小学生のころから接してきた恩人。その元マネジャーがいなくなったのだから、もうSMAPは活動するべきではないという考えに至った。それが香取さんなりの“正義”なんです」(音楽関係者)

 そんな香取の心を解きほぐすため、グループ活動を減らしながら存続させようと考えていたリーダーの中居正広(44)は、香取に同調する草なぎ剛(42)と“中間派”の稲垣吾郎(43)を交えて頻繁に飲みに行くようになった。ファンから「しんつよ」と呼ばれ愛される年少者コンビを、当初はうまく説き伏せられると「自信を持っていた」(同関係者)という。しかし、“飲み会”が回を重ねていくうちに中居の思惑とは逆に、メンバー間の考えは解散に傾いていくことになる。草なぎだけでなく、稲垣までもが香取から話を聞くうちに、同じような気持ちを抱くようになっていった。

 中居が最初に解散の危機を感じたのは今からちょうど20年前。その時は年少組エースの森且行(42)の脱退という予想外の出来事があった。そして今回も年少者コンビの強い思いが引き金となり、今回は20年前と同じ中居の危機感が現実になった。

 自らの“正義”を貫いた香取は今、「前向きに仕事に取り組んでいる」(テレビ局関係者)。現時点では来年、元マネジャーとともに仕事をする予定はないという。
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