貫いた香取流の“正義” 元マネ事実上の解雇に反発…中居も翻意失敗
2016年12月31日 08:15
芸能
なぜ、香取は活動休止ではなく解散を選び、最後の生出演も拒んだのか。背景には元マネジャーが事実上の解雇処分になったことへの反発があるという。「香取さんにとって元マネジャーは小学生のころから接してきた恩人。その元マネジャーがいなくなったのだから、もうSMAPは活動するべきではないという考えに至った。それが香取さんなりの“正義”なんです」(音楽関係者)
そんな香取の心を解きほぐすため、グループ活動を減らしながら存続させようと考えていたリーダーの中居正広(44)は、香取に同調する草なぎ剛(42)と“中間派”の稲垣吾郎(43)を交えて頻繁に飲みに行くようになった。ファンから「しんつよ」と呼ばれ愛される年少者コンビを、当初はうまく説き伏せられると「自信を持っていた」(同関係者)という。しかし、“飲み会”が回を重ねていくうちに中居の思惑とは逆に、メンバー間の考えは解散に傾いていくことになる。草なぎだけでなく、稲垣までもが香取から話を聞くうちに、同じような気持ちを抱くようになっていった。
中居が最初に解散の危機を感じたのは今からちょうど20年前。その時は年少組エースの森且行(42)の脱退という予想外の出来事があった。そして今回も年少者コンビの強い思いが引き金となり、今回は20年前と同じ中居の危機感が現実になった。
自らの“正義”を貫いた香取は今、「前向きに仕事に取り組んでいる」(テレビ局関係者)。現時点では来年、元マネジャーとともに仕事をする予定はないという。