浅野忠信 スコセッシ監督「沈黙」のアカデミー賞確信「選ばれないわけない」
2017年01月12日 22:53
芸能
特に、江戸時代のキリスト教弾圧下で信仰を二転三転させ生き残るキーパーソンのキチジローを演じた窪塚は、「アイム・ア・フミエ(踏み絵)・マスター」と自己紹介して外国人記者を笑わせ、「スコセッシ監督によるこの作品の力が、世界中に伝わることを願っているし、信じている」と確信。その上で、「この出会いで開いたカギを、より向こう側にドアを開けるようますます努力するきっかけにしたいと、子供のように夢見ている」とさらなる海外進出に意欲を見せた。
スコセッシ監督の演出については、尾形が「どうやるか提出したものをまず見てくれる。それを否定する言葉は1回もなかった。それによって俳優のアイデア、感性が研ぎ澄まされていった」と称賛。既にアカデミー賞の呼び声も高いが、浅野は「選ばれないわけがない。選ばれなかったら、神が審査員に余計なことをしゃべったんだと思う」と期待していた。