生田斗真 トランスジェンダー役の主演映画引っ提げいざベルリン「すごく興味ある」
2017年01月18日 20:33
芸能
性適合手術を受けた女性という難役に挑み、「発声、所作、何よりも女性の気持ちになることは考えたこともなかった。俳優人生の中で最も苦労した役」としみじみ。それでも、オリジナル脚本で5年ぶりの新作となった荻上監督の思いを意気に感じ「監督の思いのひとつひとつが文字に宿っているような台本だった。その本気を本気で受け止めなきゃという思いだった。はっきり言って傑作です」と声高らかにアピールした。
恋人役を務めた桐谷も、「最初はすごく苦労したと思うが、斗真が日に日に美しくなっていくのがうれしかった。チューもしたしな」と絶賛。桐谷のめいで、生田に愛情を注がれる役どころの柿原も、「見とれてしまうくらいきれいで、すべてを包み込むような優しいお姉さんでした」とゾッコンの様子だった。
対する生田は、「10代から芝居をやって、いつかは父親役もやるだろうと思っていたけれど、先にママ役とは思ってもみなかった」と照れ笑い。そして、「りんかがかわいくていとおしくて、ギュって抱きしめた時は感じたことのない胸の痛みがあった。これが母性なのかという、不思議な気持ちになった」と満足げに振り返っていた。