高橋一生 複雑な家庭事情「父親が3人違います」母親との別れは「弱ってから…」
2017年01月21日 22:58
芸能
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兄としてミュージシャンとして活動する安部には、インディーズではなくプロの世界で勝負しろと助言。「別に売れなくてもいいんだって言ってる人たちって、どっちかっていうと、もう批評家っぽくなってくるんですね。やっぱり評価される側にいないと。何言われても、いないとだめだよって」とその意図を説明した。
年の離れた弟たちには家計簿を付けさせており「若い頃っていうのは、ある抑圧をかけないといけない。ちゃんと規律的なことをやってからの自由っていうのが一番美しい。規律みたいなものをしっかり持っていてもらいたい」と、しっかり者の兄としての顔をのぞかせた。「(四男と五男が)19歳と17歳。(弟が)小さい頃なんて自分の子どものようにこう。おむつをものすごいスピードで替えられるようになったりして」と父親のように面倒を見てきたことを明かした。
他界した母親については「仲の悪かった時期が長かったので。10年ぐらい会ってなかったんです」と告白。ガンであることを安部から伝え聞くも「いま会ってしまうと、また口げんかになる可能性があるから、変な話ですけど弱ってから会わしてくれと。そうすればお互い怒りも出てこないだろうって」。
その後、ガンが進行し、痩せ細った母親と対面した際には「ごめんね、今まで」と謝られ、「もう大丈夫、弟は何とかするから。ゆっくり休んで」と返した高橋。1週間ほどして母親は亡くなったが、最期は看取ることができたという。母親からは生前、「大した顔してないから、近所の兄ちゃんの役を」と再三言われていたそうで「よく言われました。隣のあんちゃん目指しなさい、あんたなんかって」と懐かしそうに振り返っていた。