有吉&地方局の特番 非効率的な収録スタイルの理由
2017年02月08日 09:00
芸能
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収録はスタジオではなく、都内にあるカラオケ店のパーティールームを利用。楽屋は個室のカラオケルームを割り当てたため、「銀シャリ」橋本直(36)は「(横澤)なっちゃんがあいさつにきてノックには気づくけど、『どうぞ』の声が外に届かなくて。防音ガチガチやな」と苦笑した。
収録中にカンペを見せるなどするフロアディレクター(FD)は20代の若手が務めることが多いが、「KEN−JIN」から苦楽を共にしてきた脇田晃治氏(45)が担当。脇田氏の“本来の仕事”はVTRのディレクター、演出だ。
非効率的にも見える番組制作をするのはいったいなぜなのだろうか?脇田氏はこう説明する。「RCC制作のフルネット番組は年に1回しかありません。更に、有吉さんと一緒に仕事が出来るのも年に1回しかありません。“年に1回のお祭り”のような仕事に、みんなが全力を注いでいるため、このようなスタイルで制作をしています」。さらにカメラマンでテクニカルディレクターの筒井俊行氏(50)は「東京のモンには仕事を任せられない」という反骨精神を口にし、「有吉は僕に会いたいはず」「有吉は僕じゃないと気分が乗らないはず」と絆の強さを強調した。
RCCが制作した今年の有吉特番のタイトルは「神ってる!有吉大明神〜神ってるアレの理由を大公開!〜」。「KEN−JIN」の企画立案を担当したRCCの横山雄二アナウンサー(49)が番組ナビゲーターを務め、11日の午後2時からTBS系で放送される。