志尊淳 ストレートプレーで舞台初主演に決意「すべてのプライド捨てる」

2017年02月09日 13:42

芸能

志尊淳 ストレートプレーで舞台初主演に決意「すべてのプライド捨てる」
舞台「春のめざめ」の製作発表に出席した(左から)演出の白井晃、大野いと、志尊淳、栗原類 Photo By スポニチ
 俳優の志尊淳(21)、女優の大野いと(21)、タレントの栗原類(22)が9日、舞台「春のめざめ」(演出白井晃、5月5〜23日、横浜・KAAT神奈川芸術劇場)の製作発表を同劇場で行った。
 独の劇作家フランク・ヴェデキントによる名作戯曲で、思春期の少年少女の性への目覚め、生きていくことへの葛藤を描く衝撃作。ストレートプレーは初挑戦で主演の志尊は「決まった時は不安やプレッシャーが大きかったけれど、白井さんと会い“僕は厳しいよ”と言われたので楽しみです。誰しもが通る道なので、見る人によって感じることが変わると思う」と抱負を述べた。

 さらに、「烈車戦隊トッキュウジャー」で主演を務めるなど経験を積んできたが、「相応のものを提示しなければいけないと考えていたけれど、そんなものは必要なく稽古でその先のものを見つけていきたい。すべてのプライドを捨てて、白井さんの胸に飛び込みます。身を投げ出す覚悟です」と決意表明。白井氏も「負けず嫌いで、与えられたものを乗り越えないと気が済まないタイプ。見た目以上にシンが強い」と期待を寄せた。

 2013年に同作の朗読劇に出演し、今回はオーディションで劣等生のモーリッツ役を射止めた栗原も「僕のすべてをささげて、本当に良かったと思ってもらえる舞台にしたい」と意欲。初共演の大野からは「台本を読んでイメージしているので、どうしても役として見てしまう。なので、いい印象はないけれど…」とネガティブ発言されたが、「それは、いいスタートということですよね」と苦笑いを浮かべ自らを納得させていた。
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