【グラミー賞】アデルが5冠達成!主要3部門独占 ビヨンセとの“ディーバ対決”に軍配
2017年02月13日 13:38
芸能
アデルは「心の底から皆さんに感謝します」と切り出し「5年前、前回、ここに立たせていただいた時、妊娠しておりましたが、私は知らなかったんです。賞を頂いた直後に、人生最高のお恵みを受けたことに気付きました。母になって自分を見失うこともありました。今でもあります。母であるということは大変なんです。でも今晩、また一巡して私自身に戻ることができました。このような栄誉ある賞を受けることができ、心からうれしく思います」と涙声で喜びを語った。
続けて「ビヨンセ、アルバム『Lemonade』は本当に素晴らしい。本当に傑作。よく考え抜かれた、美しく心が打たれる楽曲です。私たちはあなたの曲に本当に心から賛辞を捧げます。私の黒人の友人たちに力を与えてくれたのはあなたです。愛しているわ、あなた」とライバルを称えた。
アルバム「25」は2015年11月、全米だけで初週330万枚以上を売り上げる爆発的なヒットを記録。ワールドセールスは2000万枚を突破。同作の収録曲「Hello」は全米シングルチャート(ビルボード・ホット100)で10週にわたって首位に君臨した。
今年のグラミー賞はアデルとビヨンセが主要4部門のうち、最優秀新人賞以外の3部門すべてにノミネート。“ディーバ対決”に注目が集まったが、アデルに軍配が上がった。
アデルは2009年に最優秀新人賞を受賞。12年にはヒット曲「ローリング・イン・ザ・ディープ」で最優秀楽曲賞と最優秀レコード賞、世界1600万枚を売り上げたアルバム「21」で最優秀アルバム賞を受賞。10年のビヨンセ以来の6冠を達成した。