藤村俊二さん かすみ草で別れ 献花の会に約600人参列
2017年02月15日 05:30
芸能
にっこりほほ笑む遺影は2009年、雑誌の取材で撮影されたもの。祭壇の横には7年前まで経営していたバー「オヒョイズ」の看板や自家製赤ワインなども置かれた。バーを訪れたことがある小堺一機(61)は藤村さんの意外な一面を披露。「マナーの悪い客に、お金はいらないので帰ってください、二度と来ないでね、とたしなめていた」という。普段はニコニコしていても、時と場合によっては毅然(きぜん)とした態度をとる“昭和ひとケタ世代”のカッコ良さ。「昭和九年会」の創立メンバーで俳優の森山周一郎(82)は「何もしていないようでちゃんとしている。それがおヒョイでした」と、独特の存在感を振り返った。