「クロ現+」新キャスターの武田真一アナ、「ニュース7」離れ「寂しいな」
2017年02月16日 16:15
芸能
いわゆるストレートニュースを離れ、特集的な番組の担当となる。「ニュースが新聞だとすると、『クローズアップ現代+』は新書だと思う。いろんな話題をハードカバーほどじゃないけど、そこそこの読みモノにまとめて、スピード感よく、ビビットに出していく。25分ですから、新書を一冊読むより、物事を早く理解できる。時間は短いけど、より深く、よりリアルにこだわっていきたい」と番組の特性を説明し、「その分、たくさん勉強していかないといけないと思っています。国谷(裕子)さんとも時々お話することもあったが、週末は勉強されていたとお聞きしていた。そういうことが自分もできるか不安もありますが、正念場だと思って、勉強していきたい」と前身番組である「クローズアップ現代」を長年担当していた国谷裕子氏(60)を参考に、番組挑む覚悟を明かした。
これまでは井上あさひ、杉浦友紀(33)、鎌倉千秋(38)、久保田祐佳(34)ら人気女子アナ7人で回していたが、週4日通して武田アナが担当することになる。「あまり堅苦しい番組にはしたくない」とし、「神7と呼ばれている7人のそうそうたる美人キャスターが入れ替わりで担当されてきましたが、新しい演出を試行錯誤しながら作っていきたい。今年度はしなやかなジャーナリズムをコンセプトにやってきたが、私も間口を広く、本当の情報を、本当に伝えるべきことは何なのかをあらゆる分野において探っていきたい。情報の海の羅針盤となるようなものにしたい」と力を込めた。
武田アナは昨年末にはNHK紅白歌合戦の総合司会にも挑戦し、ゴジラの実況やPPAPのパロティーを披露するなど、大きな話題をさらった。紅白の経験をどう生かすか?との質問が飛ぶと、苦笑いし、「紅白の経験はどうでしょうね、なるべく何らかの形で生かしたい」としながらも「今はイメージはないですね」と笑った。