エビ中・松野さんを送る会　青の祭壇、気持ち届け「天国へのアーチ」

　今月８日に１８歳で急死した「私立恵比寿中学」松野莉奈さんを送る会が２５日、パシフィコ横浜国立大ホールで開催され、ファンをはじめ、メンバーや姉妹グループ、仕事仲間などが参列。松野さんをしのんだ。 　祭壇は、松野さんのメンバーカラーである青をイメージ。カーネーション、バラ、デルフィニウム、カスミ草、アジサイなど４０００本の青い花で彩った華やかなものとなった。写真は、松野さんと両親が衣装を気に入っていたという８枚目のシングル「夏だぜジョニー」の宣材写真を使用。明るい表情の松野さんが笑顔を投げかけた。

　「前を向いて明るく送り出したい」とのコンセプトで、ＢＧＭにはあえて明るい歌を選曲。また、天国の松野さんのもとに参列者の気持ちが届くようにと、会場の中央には「天国のアーチ」を設置した。

　この日は、メンバーや姉妹グループのほか、親交のあるアーティストたちも多く参列。亡くなる前日の今月７日に行われた大阪でのコンサートで共演する予定だった氣志團の綾小路翔（４０）は「最後の仕事に携わらせてもらったことを忘れずに頑張りたい」と声を震わせていた。