桂歌丸 チューブを鼻に装着しながら熱演「酸素は金より大事」
2017年02月26日 18:39
芸能
鼻のチューブについても言及。「これには涙ぐましい物語が…」と切り出した。昨年12月14日に突然の発熱で受診したところ肺炎と診断され、今年1月18日まで入院。「肺炎は治ったが呼吸器がまだ苦しい」と語り、「息が吸えないのはすげぇ苦しい。酸素吸入がないとダメなんですね。酸素は金より大事」と漏らした。
だが、自身の病も笑いに変える芸人魂を発揮。入院で「肺炎(大変)な騒ぎになりました」と言った後、「これは私の言うシャレじゃない。“黄色いラーメン屋”の言うシャレです」と古巣番組「笑点」のダジャレ王・林家木久扇(79)の名を持ちだし、爆笑を誘った。
同公演では昨年1月9日、心不全のため85歳で死去した故・桂春団治さんの一門が集結し、口上。筆頭弟子の桂福団治(76)は「半世紀以上、師匠に仕えたことにあらためて幸せを感じる。もう叱ってくれる人がいなくなった。これからは、あの世で師匠が“弟子たち、よう頑張ってるな”と喜んでくださるよう、一門が協力し合いながら芸道に精進する」と誓った。
来春、4代目春団治を襲名することを2日に発表した桂春之輔(68)は「高校2年生のころ、師匠に電話で弟子にして欲しいと頼んだら、大真面目な声で“うちはうどん屋ちゃう。電話で注文は聞かん”と言われた」と回想し、笑わせた。