女優の仲間由紀恵(37)が主演するテレビ朝日の2夜連続のスペシャルドラマ「そして誰もいなくなった」(25日後9・00、26日後9・00)の制作発表会見が2日、都内で行われ、仲間のほか、向井理(35)、津川雅彦(77)らが出席した。同作には、現在、胆のうがんで闘病中の俳優渡瀬恒彦(72)もメインキャストの1人として撮影に参加したが、この日はスケジュールの都合で欠席した。
撮影での渡瀬の様子について津川は「がんの渡瀬恒彦をみんないたわった。がんを押して撮影しているので、それはみんな気遣って、和やかにもし、優しくもしながら、気遣っておりましたが、その次に気遣われたのが(最年長の)僕だった」。向井も「とてもスピーディーな現場で、渡瀬さんは誰よりも早く現場に入るので、つられてみんなも現場に入るのがどんどん早くなった」と渡瀬の様子を明かした。撮影は昨年12月24日にクランクインし、2月いっぱいまで行われた。