堺正章“スパイダース葬”でかまやつさんに別れを「残ったメンバーでやれたら」
2017年03月03日 18:12
芸能
かまやつさんは若いミュージシャンから先輩まで、幅広い交流があった。堺は「ここまで広く付き合っている人はいない。いつも『年齢は関係ない』とおっしゃていた。自分が前面に出るのではなく、プロデューサーみたいに。許容力や大きさを感じる人。スパイダースとか固定されたものではなく、音楽界では大きく、大事な存在だった」とその存在の大きさに言及。目を閉じると思い出すのは「笑顔です」と即答し、「だからみんな参っちゃう。それが見られなくなるのはショックです」と胸中を明かした。
堺はまた、ザ・スパイダースのほかのメンバーと「“スパイダース葬”をやろう」と確認し合ったことを告白。堺が、リーダーで現・田辺エージェンシー社長の田邊昭知氏に「このまま、かまやつさんを天国に送るのは無責任すぎる」と言ったところ、田邊氏も同意したという。「かまやつさんのいないステージは複雑だが、残ったメンバーでやれたら、かまやつさんも喜んでくれるかなと」とステージで盟友を送る考えを口にした。田邊氏とは、ザ・スパイダースのメンバーだけでなく、かまやつさんと交流のあったミュージシャンを集めてやれたら…と話したという。時期については、田邊氏は「早いうち」としていたというが、堺は「何カ月後になるかは分からない。そのころにやれたらいいね」という話になっていると明かした。