拓郎 かまやつさん「我が良き友よ」当初は「嫌がっていた」
2017年03月09日 05:34
芸能
会見ではかまやつさんに作詞作曲提供した「我が良き友よ」(75年)を巡る秘話を明かした。
74年に「よしだたくろう・かまやつひろし」名義で、元アイドル歌手の南沙織さん(62)を歌った共演曲「シンシア」を発売。これを機に、かまやつさん側から「とにかくヒット曲を作りたい」とオファーがあったといい、楽曲提供したのが「我が…」だった。
自身の大学時代、応援団員だったバンカラな同級生の友人をモデルにした歌。70万枚を売り上げ、かまやつさんの代表曲となったが、拓郎は「当初は歌うのを嫌がっていた。ロックな生きざまからするとバンカラな感じの歌は似合わないと思ったんだと思う」と意外なエピソードを明かした。
「結果的には大ヒットして彼も万々歳だったと思う。そこから親交が始まった」。感傷的になることなく、皮肉ともとれる言葉に愛を込めた“拓郎節”で40年来の親友を悼んだ。