WOWOW社長 子役徹夜撮影を謝罪 再発防止へ倫理向上 今後の放送は明言避ける

2017年03月09日 12:10

芸能

WOWOW社長 子役徹夜撮影を謝罪 再発防止へ倫理向上 今後の放送は明言避ける
WOWOW・田中晃社長 Photo By スポニチ
 WOWOWの田中晃社長(62)は9日、東京・赤坂の同社で定例会見を行い、今年5月に放送を予定していた連続ドラマ「東京すみっこごはん」で、徹夜で行われた子役の“違法撮影”が問題視された件について「ご本人、保護者に深くおわびいたしました。視聴者の信頼を深く傷つけた。申し訳ございませんでした」と謝罪した。
 5月の放送はいったん取りやめ。田中社長は「現状のままでは放送できないと判断。今後は制作体制を見直し、倫理の向上を図ることを最優先に再発防止を考えていきたい」とし、放送時期については「現時点で延期、中止といったコメントは差し控えさていただきたい。5月の放送は取りやめたということです」と語るにとどめた。

 “違法撮影”については今月1日、文春オンラインが報道。WOWOWは同日、事実を認め、子役(6)と保護者に謝罪した。

 WOWOWの発表によると、1月20日正午から翌日午前2時まで、また同月21日正午から翌日午前5時まで撮影が行われ、この間、子役が待機時間や仮眠時間を含め、撮影現場や付近の待機場所にいた。「いわゆる子役については、児童の健康等への配慮から、午後8時以降撮影しない、また長時間に及ぶ撮影は行わないという方針で当たってまいりましたが、同日の撮影スケジュールに遅れが生じたため、現場の判断でこのような事態に至りました」と説明した。
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