「なんでんかんでん」川原氏 大ブーム作るも「ノー店舗でフィニッシュ」に
2017年03月13日 22:13
芸能
しかし、スープの異臭問題、行列の騒音、路上駐車による環七渋滞などで近隣住民から苦情が相次ぎ、警察も出動。さらにしくじったのが、1日300杯分しかスープが作れなかったのに1200人集まってしまうため、「スープを4倍も薄めてしまう」と、お客が激減して売り上げは10分の1以下に。これを教訓に、小さなほころびを無視しないと意識し、駐車場を増やし、スープの濃さをもとに戻すと絶頂期の半分まで売上も戻ったという。そうした苦労を続けていた頃、「マネーの虎」への出演オファーがあり、認知度が大幅にアップして店の人気が大復活!年商は5億円となった。
しかし調子に乗って江の島に海の家を出店して500万の赤字、オリジナルTシャツをドーンと作って大量在庫、「ラーメンロック」でCDデビューしてまったく売れずと大失敗。さらにはスタッフに1700万持ち逃げされ、店をほったらかしにしていたことで気付くと焼肉店になっていたりして結局はマイナス2000万を計上。やはり本業や得意分野に真摯に打ち込むことで成長できる、店には必ず1時間でもいいから立ち、現場に出ることが大事と教訓を得て売り上げが回復してくると、またスープを薄めてしまう。そして、「3回目は店が無くなった。ノー店舗でフィニッシュです」と笑わせ、今から4年前、開業から26年で全店舗を閉店することになったという。
しかし、復活して欲しいというリクエストも多くあるといい、「2017年は復活の年にしたいので、たくさんのお客様と触れあってがんばっていきたい」と話していた。