星野源10年ぶり連ドラ主演 「逃げ恥」から一転、究極ダメ人間
2017年03月16日 04:55
芸能
物語の柱が「同居」という部分が「逃げ恥」と共通する。星野が演じる貴生は、軽い気持ちで手を出した覚醒剤の使用容疑で逮捕され、仕事も家も失い、シェアハウス「プラージュ」にたどり着く。共に暮らすのはさまざまな過去を背負い、居場所を失った厄介者たち。同居人が引き起こす騒動に巻き込まれていく。
原作は誉田哲也氏の同名小説。人はかつての自分を取り戻せるのか、それとも社会の片隅で暮らすしかないのか。重厚なテーマながら、ユーモアたっぷりに描かれたエンターテインメント作品だ。
星野は演じる貴生を「ダメな人だと思います」と感じており、脚本を読んでいる時も「この人苦手だなあ」と声に出してしまうほど。それでも徐々に貴生の魅力に気付いて「妙に好きになってきている」そうで、「刺激的かつ楽しい作品を届けられるよう頑張りたい」と力を込めた。