19年NHK大河 中村勘九郎&阿部サダヲW主演 近現代史は33年ぶり
2017年04月03日 16:03
芸能
同局の連続テレビ小説「あまちゃん」(13年前期)をヒットに導いた人気劇作家の宮藤官九郎(46)が大河ドラマの脚本を初担当。20年の東京五輪を控え「日本と五輪」をテーマとするオリジナル作品で、日本が五輪に初参加したストックホルム大会の1912年から東京大会の64年までの52年間を描く。
制作統括の訓覇圭氏が宮藤に「大河ドラマで、オリンピックってありますか?」と持ちかけたのは2年半前。「不安な日は、2人(金栗と田畑)のことを想像すると元気になる。現場が始まると、きっと勘九郎さんの笑顔と阿部さんの熱量に救われることだろう」とコメント。さらに「オリンピックは、未知なるものへの挑戦の歴史でもある。宮藤さんと勘九郎さんと阿部さんで、どんな大河ドラマができるのか?ワクワク感が半端ない」と期待を込めた。
昨年11月の企画発表時点で、物語の主人公は未定だったが、実在の人物、しかも2人になった。大河ドラマの複数主人公は2000年の「葵 徳川三代」以来19年ぶり。大河ドラマにおいて、近現代史が描かれるのは1986年の「いのち」(三田佳子主演)以来33年ぶりとなる。