視聴者の満足度が高い!?原作、脚本、放送枠でみる期待の春ドラマ3作品
2017年04月10日 17:26
芸能
「脚本」ではどうだろう。相葉雅紀が主演を務め、豪華なキャスト陣も話題となっているフジテレビの月9ドラマ「貴族探偵」(午後9時)。今作の脚本を務める黒岩勉氏は、15年に同チームで制作され、満足度3・88という高数値を記録した「ようこそ、わが家へ」や、昨年手掛けた「僕のヤバイ妻」(フジテレビ、4月期)は、年間ドラマ満足度が“逃げ恥”に次ぐ高数値4・04を記録するなど、高満足度作品を多く手掛ける最近注目の脚本家。豪華キャストだけでなく、ストーリー展開も質の高いものが見られそうだ。
「放送枠」では、沢尻エリカ主演「母になる」の日本テレビ系 “水曜ドラマ枠”だ。昨年同枠で放送された「世界一難しい恋」(4月期)、「家売るオンナ」(7月期)、「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(10月期)は、満足度がそれぞれ3・94、3・91、3.95と3作連続3・9以上の高数値で、今年1月期の「東京タラレバ娘」も3・74と高満足度ラインを越えており、この流れをキープすれば安定した高満足ドラマが推測できる。これまで個性が強い主人公のコメディが続いていたが、今作は一変して社会派。過去には「Mother」(10年4月期)、「Woman」(13年7月期)と、同じく“母”をテーマにした社会派も得意としており、視聴者を裏切らない作品になりそう。
その他、今期は人気シリーズの続編(「警視庁捜査一課9係」「緊急取調室」)や、最近流行中のラブコメ(「ボク、運命の人です。」「人は見た目が100パーセント」)など、ジャンルが多彩で視聴者を“満足”させてくれそうな期待値の高いドラマが多い。最終回を迎える6月まで人気と話題を保てるのはどの作品だろうか。