佐藤健“熊本に行って”本 食べ物、風景、文化…穴場まで紹介
2017年04月17日 05:30
芸能
熊本とは、2013年夏に行われた主演映画「るろうに剣心 京都大火編」のロケで訪れ、交流を持った。「お世話になった所には何かできないかと思うし、やっぱり“くまモン”が好きなので。彼はマブダチです」と、ロケの際に出会った「くまモン」への思いを口にした。
昨年7月に炊き出しに訪れ、「観光客が減って困っている」という言葉を耳にした。それならばと企画したのが今回の“復興支援本”。佐藤が好きな熊本の食べ物や風景、文化を紹介する一冊になっている。地震直後の熊本城や阿蘇神社の写真も収め、「当時の感情を忘れちゃいけない」という思いも込めた。「ガイドブックに載っていない場所や、熊本の方も知らない穴場も載っている。読んで素敵だと思ったら、熊本に行ってほしいです」とPR。売り上げの一部は、熊本の自治体に寄付される。
“第2の故郷”とも言えるほどの思い入れ。今月7〜9日に開かれた「くまもと復興映画祭」にも参加した。「1万人以上が集まって、みんなで熊本を盛り上げていこうという思いを感じた」。書籍を県下の全ての高校に寄贈するなど、復興に向けて自分に何ができるかを心がけている。「素敵な場所がたくさんあるので、旅行に行きたいですね」と、今後も熊本に足を運ぶことを誓った。
会見後には、郷土料理「だご汁」を報道陣に振る舞った。「おいしい〜」と声が上がると、「良かった」と屈託ない笑顔を見せていた。