ドラマと入れ替え改編奏功?土9「嵐にしやがれ」視聴率出足好調
2017年05月01日 17:00
芸能
2〜3月は2月11日=9・7%、2月25日=8・3%、3月4日=7・6%、3月11日=9・3%と半分は1桁だっただけに、土曜午後9時になり、復調を印象づけた。
同局の大久保好男社長は4月24日の定例会見で、土曜夜の改編について「まだ始まったばかりなので、評価はもう少し時間が経ってから」としながらも「スタートとしては、まずまずだったのではないかと思う」と評価。ドラマ枠は午後10時に移動したことにより「リアルタイム視聴率にタイムシフト視聴率(録画機器などで放送後7日以内に視聴)がかなり乗っかっている」(福田博之制作局長)状態だとし「タイムシフトに関しては、評価はもう少し後になる」(同)と語るにとどまった。
“土10”ドラマの第1弾「ボク、運命の人です。」(土曜後10・00)は第1話(15日)=12・0%、第2話(22日)=9・6%、第3話(29日)=9・2%と推移している。
“土9”ドラマは昨年7月クール「時をかける少女」、同10月クール「THE LAST COP」が全話1桁台。同4月クール「お迎えデス。」も初回を除き、1桁台と苦戦した。「嵐にしやがれ」がコンスタントに2桁を記録すれば、日テレの年間視聴率3冠王は盤石となる。
3連続バラエティーとなる前番組「天才!志村どうぶつ園」(土曜後7・00)「世界一受けたい授業」(土曜後7・56)からの流れや“土10”ドラマとの兼ね合いなど、今後の動向が注目される。