ムッシュかまやつさんお別れの会に1000人 ユーミン思い出の曲「中央フリーウェイ」でしのぶ
2017年05月02日 16:46
芸能
森山は「ムッシュさんはゴハン食べに行くときも大きな声で口ずさんでいた」という「マック・ザ・ナイフ」を披露。「今日はムッシュと一緒に歌おうと思います」と語り、天国のかまやつさんに捧げた。
スパイダースは名曲やメドレーを演奏。スパイダースとしては堺の還暦パーティー以来、約10年ぶりの再結成。オリジナルメンバーがそろってステージは約20年ぶりとなる。堺正章(70)は「こうしてメンバーが揃うのは10年ぶり。久しぶりに会えて、音楽を聞けてムッシュが一番喜んでくれてるのでは」と笑顔。大野克夫(77)は「デカイ存在だったので、天国で見守ってるでしょう」と話していた。かまやつさんが作曲した「あの時君は若かった」では会場にきていた藤井フミヤ(54)、「とんねるず」の木梨憲武(55)夏木マリ(64)らをステージに上げみんなで歌唱。最後の曲「どうにかなるさ」はかまやつさんの歌声が会場に流れ、割れんばかりの拍手に包まれた。
赤と白を基調とした祭壇には、赤のバラと白のカーネションでかまやつさん愛用のギター「VOX Mark6」が象られた。花はトルコキキョウ、ユリ、カーネーション、かすみ草など約5000本の上に、2009年のレコーディングで撮影されたという遺影が並んだ。会場にはそのほか、愛用のギター7本、ニット帽とタバコが置かれた。
発起人には、ザ・スパイダースのメンバーや、ユーミン、森山のほか、シンガソングライターの吉田拓郎(71)も名を連ねた。