長谷川博己主演「小さな巨人」第5話13・9% 自己最高で後半へ

2017年05月15日 10:00

芸能

長谷川博己主演「小さな巨人」第5話13・9% 自己最高で後半へ
俳優の長谷川博己 Photo By スポニチ
 俳優の長谷川博己(40)が主演を務めるTBS日曜劇場「小さな巨人」(日曜後9・00)の第5話が14日に放送され、平均視聴率は13・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが15日、分かった。初回13・7%を上回る自己最高をマークした。
 初回13・7%と好スタート。第2話=13・0%、第3話=11・7%と数字を落としたが、第4話=13・5%と回復。第5話は芝署を舞台にした“前半”の締めくくり。第6話(21日放送)からは豊洲署を舞台にした“後半”が始まる。自己最高で折り返し、後半へ弾みをつけた形になった。

 警視庁と所轄の確執や警察内部の闘いを軸とした警察エンターテインメント。事件の謎解きのみならず、出世や人事も含めたリアルな警察、警察官の姿を描く。

 「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「下町ロケット」などのヒット作を生んだ伊與田英徳プロデューサー(49)、福澤克雄監督(53)が再びコンビ。今回、福澤監督は監修に回り、田中健太氏(37)渡瀬暁彦氏(36)池田克彦氏(35)が演出を担当。伝統ある同枠において30代トリオが演出を務めるのは極めて異例。脚本はTBS「TAKE FIVE?俺たちは愛を盗めるか?」フジテレビ「無痛」などの丑尾健太郎氏(40)。「半沢直樹」などの八津弘幸氏(45)が脚本協力を務める。

 長谷川が演じるのは、東京の治安を根底から支える警視庁「捜査一課」の刑事・香坂真一郎。将来は、警視庁4万人の現場警察官の頂点に立つ最高指揮官「捜査一課長」を期待されるエリートだったが、ある事件を機に人生が一変。所轄の警察署に左遷される。出世街道から外れる一方、懸命な所轄の同僚たちを目にし、刑事としての使命に悩みながらも、自らの正義を信じて悪に立ち向かう。香坂のライバル・山田春彦を岡田将生(27)、香坂の最大の敵となる捜査一課長・小野田義信を香川照之(51)が演じる。

 第5話は、 内通者を暴く「ワナ」を張った香坂(長谷川)と山田(岡田)の前に現れたのは署長・三笠(春風亭昇太)だった。しかし、確証がなく逮捕するまでには至らない。香坂らは、小野田(香川)から「内通者が所轄のトップにいれば、捜査情報が漏れる恐れがある。所轄は待機」と命じられる…という展開だった。
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