加藤あい 月9「貴族探偵」で3年ぶり女優復帰 出産後初ドラマ
2017年05月15日 18:00
芸能
加藤は2013年11月、7歳年上の会社役員の男性と結婚。ドラマ出演は14年1月クールのTBS「Dr.DMAT」以来3年ぶり。15年の出産後、CMの仕事はしていたが、女優業は産後初となる。
今回演じるのは名家の令嬢・豊郷皐月。初の2話またぎとなる連続殺人事件のキーパーソンで、高貴なオーラをまといながらも、海のように深い謎を醸し出し、貴族探偵の使用人ら個性的なキャラクターに一歩も引けを取らない圧倒的な存在感を示す。
加藤は「とても豪華なキャストの方々が出演されている作品なので、今回、呼んでいただいて、とてもうれしかったです」と喜び。役作りについては「台本を読んだ時は、おとなしくて優等生なお嬢様という印象が最初にあったのですが、プロデューサーの方から、皐月は“おきゃん”な感じと言われて。なので、貴族探偵さんに出会った時は興味深そうに接したりするなど、旺盛な好奇心や遊び心が感じられるように演じられればと思っています。また、このドラマは世界感やキャラクターが本当に個性的なので、あまり現実っぽく、というところは考えず、この『貴族探偵』の世界感になじむように入っていけたら良いなと思います」とプランを描き、張り切っている。
相葉とは12年4月クールの日本テレビ「三毛猫ホームズの推理」以来5年ぶりの共演。「相葉さんは前と変わらず、やんわり、ゆったり、優しい雰囲気を持っていらっしゃる方で。それが今回の貴族探偵のキャラクターにすごく合っていて、キャラクターになじんでいる、というよりも、あのキャラクターを相葉さんが作られているのだな、と思いました」。息の合った絶妙な掛け合いで、笑いを誘う場面もある。
同局の羽鳥健一プロデューサーは「加藤さんに演じていただく皐月は、貴族探偵の知り合いで元伯爵、日本最後のフィクサーと呼ばれている桜川鷹亮(竜雷太)の外孫で、行儀がよく博識でありながら、奔放さを併せ持ち、かつミステリアスな存在感も醸し出すお嬢様です。そんな難しい役どころを、闊達でありながらも可憐さをまとった素敵なお芝居をされる加藤あいさんに演じていただければ、抜群にリアリティーのある、貴族探偵ですら放っておけない、あまりに魅力的な令嬢になるだろうと思っていました」と起用理由を説明。
「3年ぶりのドラマのご出演にもなり、大変光栄であると同時に、1人の視聴者として“早く観たい!”と期待で胸がいっぱいです。5話と6話は2話にまたがる物語となりますが、加藤さんが演じる皐月の華やかさによって、視聴者の方は非常に興味を持って、最後まで楽しんで観ていただける回になると思います」と話している。