14歳藤井四段が19連勝 羽生3冠ら抜く歴代単独7位に 中学生初の竜王戦決勝T進出
2017年05月25日 19:40
芸能
対局は藤井四段の後手番。巧みな指し回しで、中盤あたりでリードを奪い、その後は持ち味の鋭い攻めで押し切った。
これで6組優勝を決め、11人で戦う決勝トーナメントに中学生では初めて進出。渡辺明竜王(33)との竜王戦7番勝負に挑む。次回の対局は6月2日、棋王戦予選の決勝で本戦トーナメント入りを懸け、沢田真吾六段(25)と対戦する。
今回の対戦相手、近藤五段はプロ2年目で昨年王将戦予選に初参戦ながら挑戦者決定リーグに進出するなど若手の強豪として名高いが、藤井は昨年12月のプロデビュー戦で現役最高齢の加藤一二三・九段(77)を破って以来、快進撃を続けており、連勝記録を19に伸ばした。なお連勝記録の歴代1位は神谷広志八段(56)が1987年、五段時代に達成した28連勝。