月9「貴族探偵」声出演の仲間由紀恵 ついに顔出し登場!謎の使用人役で相葉と初共演
2017年05月29日 07:00
芸能
「貴族探偵」は1987年4月からドラマ枠になった同局の看板枠“月9”の30周年を飾る作品。原作は、2011年に「隻眼の少女」で日本推理作家協会賞に輝くなど、推理小説の常識を覆す作品を世に送り続けている俊才・麻耶雄嵩(まや・ゆたか)氏の「貴族探偵」「貴族探偵対女探偵」。召使いに推理を任せ、自分は事件関係者の女性との会話を楽しみ、遊びに興じるという異色の探偵(相葉)を描く。
先週22日に放送された第6話のラスト。愛香が師匠と仰ぐ今は亡き名探偵・喜多見切子(井川遥)を、貴族探偵が殺害した疑惑が浮上。衝撃の展開に、SNS上は騒然となった。
そして、今週の第7話。1年前の事件をめぐり、貴族探偵と切子が繰り広げた推理対決のエピソードが描かれ、2人の因縁が次々と明らかになる。貴族探偵とは何者なのか――。最終回に向けて物語がうねりだす中、仲間が満を持して登場。今後も出番が用意されており“最終章”のキーパーソンになる。
仲間の役どころについて、同局の羽鳥健一プロデューサーは「当初より、貴族探偵(相葉)と名探偵・喜多見切子(井川)、ひいては新米探偵・高徳愛香(武井)の間に何があったのか?という物語の縦軸で展開してきた謎の解を、第7話より最終回に向けて描いていく構想でいました。仲間さんの役どころに関しては、視聴者の方に放送で是非、楽しんでいただきたいので、あえて“謎の使用人”と、詳細は伏せさせていただきますが、ドラマオリジナルであり、アッと驚く、『貴族探偵』らしい遊び心にあふれたサプライズなキャラクターとなっています」と説明。
「また“ギリ”の声と仲間さん演じる“謎の使用人”との関連にも是非ご注目ください。最終回へ向けて、これまで散りばめてきた伏線を回収し、さまざまな謎が明らかになっていきます。そして貴族探偵とは何者なのか?一体、何を企んでいたのか?という大きな謎が明かされた時に、ドラマのカタルシスが爆発します。第7話から始まる最終章を、是非ご期待いただければと思います」と呼び掛けた。
仲間本人も今回の設定を非常におもしろがり「とても楽しんで演じてくださいました」という。羽鳥氏は「仲間さんが現場に入られた際の唯一無二の華やかなオーラに、まず圧倒されました。衣装もご本人と役どころにカチッとハマっていて感動しました。もともと今回のご出演を楽しみされていたとうかがっていましたが、そんなオーラをまといながらも非常に気さくで柔和で、しかしひとたびカメラが回ると役が憑依する姿を目の当たりにして、またしても圧倒された次第です」と明かした。
相葉とは初共演。「まるでこれまでずっと共演してきたかのようで、息もピッタリ」だったという。羽鳥氏は「ただただ手応えしかない撮影となり、早く視聴者の皆さんにお届けしたい、そんな気持ちでいっぱいです」と話している。