米ロックバンド「オールマン・ブラザーズ・バンド」のボーカル兼オルガン担当のグレッグ・オールマン氏が27日、南部ジョージア州サバンナの自宅で死去した。69歳。米メディアが伝えた。死因は不明だが、ここ数年は病気を患っていた。
47年、テネシー州ナッシュビル生まれ。兄のデュアン・オールマン氏(71年に事故死)らと69年に「オールマン・ブラザーズ・バンド」を結成。ブルースやカントリーの音楽性を強く打ち出した「サザン・ロック」と呼ばれるジャンルを代表するミュージシャンの一人として知られた。同バンドは95年にロックの殿堂入り。12年にグラミー賞特別功労賞を授与されたが、14年に活動を停止した。
今年1月にツイン・ドラムの一翼を担ったブッチ・トラックス氏が69歳で亡くなっている。