歌丸 呼吸困難で再入院…今年3度目、早期復帰は厳しい状況
2017年06月04日 06:00
芸能
4月の入院時は誤嚥(ごえん)性肺炎を起こして一時、肺が真っ白になっていたが、今回は比較的軽い症状という。主治医からも「1〜2週間の入院で済むのでは」と言われている。そのため、14日に予定されている小朝との「匠の噺会」や下旬に組まれている地方での高座については現状、キャンセルをしていない状態。ただ、関係者は「さすがに早期の復帰は厳しいのでは」と話している。今年に入って3度目の入院となるだけに、盛夏を前に当面、休養する可能性もある。
この日の代役は三遊亭小遊三(70)と林家たい平(52)が務めた。2人はレギュラー出演する日本テレビ「笑点」の収録を終えて会場に直行。たい平は「(三遊亭)円楽さんには借りをつくりたくない、と歌丸師匠が懇願するので私たちが来ました」と話し、会場を沸かせていた。
▼医療ジャーナリストで医師森田豊氏 肺炎により呼吸が苦しい状態が慢性化した上に、免疫力が衰えるなどして一時的に悪化した。基本的に体内に酸素が少ない状態なので、酸素を投与し抗生物質を点滴すれば改善する。歌丸さんは肺炎が良くなっていないまま無理をして高座に復帰しようとしているのではないか。ゆっくり静養し、免疫力を保つようにすることが先決となる。