北野武、松方さん悼む「ちょっと早い」 “豪快エピソード”も明かす

2017年06月06日 19:04

芸能

北野武、松方さん悼む「ちょっと早い」 “豪快エピソード”も明かす
松方弘樹さんを偲ぶ会に出席した北野武 Photo By スポニチ
 1月21日に脳リンパ腫のため74歳で死去した俳優の松方弘樹さん(まつかた・ひろき、本名目黒浩樹=めぐろ・こうじゅ)を偲ぶ会が6日、都内ホテルで営まれた。
 偲ぶ会の発起人の一人である北野武(70)は「病状は聞いていたけど、ちょっと早いね…。マグロ釣って酒飲んで笑っている姿を、もう1、2年は見せてほしかった。こちらの贅沢かもしれないけど」と故人を悼んだ。

 北野は、「京都の家にも招いてもらって。いいことばかりだった」といい、松方さんの豪快なエピソードを披露。「お酒でつぶれたことがない。松方さんはすごかった。寿司屋で7升だよ?7升飲んで近くのスナックでウォッカ2杯も飲んだ。そういうエピソードはいっぱいある。いろんな遊びを教えてもらった。兄貴というか面倒見のいい人だった」となつかしんだ。

 近年では趣味の釣りで300キロ以上のマグロを釣り上げるなどの明るく派手なイメージからバラエティー番組への出演も多かった松方さん。北野は「銀幕のスターがこちらのゴリ押しで出てもらって、面白い番組を作らせてもらった」といい、女性にもモテていたという話題になると「モテすぎていろいろあると思うけどね。こういうのも変だけど、選ばれて幸せな人だったと思いますよ」とほほえんだ。

 松方さんの祭壇は俳優として歩んだレッドカーペットをイメージして作成され、バラ、カーネーション、カスミソウなど11種類8000本の花を使用。遺影は2015年12月に雑誌撮影で訪れた築地のすし店で撮影されたもので、大好きなまぐろを肴に日本酒を飲み笑みを浮かべている。

 会場には楽屋のれんや、楽屋着、出演した作品の台本、マグロ漁での写真など生前の縁の品々が飾られた。会場には発起人の里見浩太朗、梅宮辰夫、北大路欣也をはじめ、森喜朗元首相、北島三郎、高橋英樹、中尾彬、岩城滉一、徳光和夫、高田純次、吉川晃司、ダウンタウンの浜田雅功、モト冬樹、テリー伊藤、千葉真一、TOKIO松岡昌宏、太田光代、南野陽子、島崎和歌子、水谷八重子、阿川佐和子ら約800人超が訪れた。

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