オール阪神・巨人「三夜連続漫才」開催 結成42年目“障害”乗り越え新挑戦
2017年06月15日 13:02
芸能
ただ、一時は開催が危ぶまれた。巨人が頸椎を痛めて3月30日に緊急手術。「今も仏壇にロウソクを立てる時に腕がプルプル震える。5キロの重さのものが持てない」という巨人。それでも、大好きなゴルフは「右手を使わなくなってもスコアは変わらず80ぐらい。かえって飛距離も15ヤード伸びた」と笑わせた。相方の阪神は同時期にメニエール病を発症して、今も左耳は聞こえにくい状態。「左耳はオッサンが“ガーッ”と言ってるのが聞こえる感じがする。めまいがして、上下が逆さまになることもある。観客の笑い声が全く聞こえない」と舞台後に巨人に客席の状態を聞く事もある。「寝不足にならないように」と最近は睡眠時間をたっぷりとるようにして体調管理に気をつけているそうだ。
「やりなれたネタだから大丈夫」と阪神。「目が回ったら舞台をすぐに降りればいい」と巨人。息の合った大ベテランコンビが“障害”を乗り越え、新たなチャレンジに臨む。
また、この日は会見後、「大阪国際がんセンターわろてまえ劇場」(大阪市中央区)の第3回公演に出演し、がん患者らの前で「お笑いアラカルト」のネタを披露。巨人は自身の首の手術について触れ「ずっと右側に首を傾げて漫才を「やってきたのが原因。お前のせいや」と阪神に訴え、笑いを誘っていた。