愛華みれ、悪性リンパ腫から復活できたのは「気力」で食べたから
2017年06月19日 21:50
芸能
そして紹介された病院で「あなたは悪性リンパ腫、血液のがんです」と告知された。すでに症状はステージ2から3で、予断を許さない状況だったという。舞台の公演が控え、すぐに治療に踏み切れなかったが、「自分の命を守るのは自分」と思い直し、勇気をもって舞台を降板。治療に専念し、抗がん剤治療と共に、放射線治療を26回行ったという。
また、抗がん剤はがん細胞だけではなく良い細胞も叩いてしまうだけに、「打ち勝つためには、それは食事だ!」と感じ、嘔吐やむかつきのある中で、とんかつを食べた。「私は完食していたので、主治医の方がびっくりされて『どうやったら食べられますか』と聞かれ、「気力です」と言いました」と、笑顔で語った。
一方、婚約者に対しては、がん治療のせいで「迷惑をかけているんじゃないか」と気にかけ、「終わりにしませんか」と伝えた。ところが「いやいや逆じゃないですか。一緒に戦うのはいかがですか。僕がいるじゃないですか」と言われ、彼の家族の助けも得られたと感謝した。
約5か月間の辛い治療を終え、再びステージに立つことができ、プロポーズからちょうど1年後の2009年1月1日1時11分に入籍。その後、6年間検査を続け、無事寛解(かんかい)。愛華は最後に、「私は元気だから大丈夫と思っている方こそ、病院にいって検査してほしいです。早めに検査して、治療に入ってほしいです」と語り、がんを気にしている視聴者に強く訴えた。