若い命を襲うがんの恐怖 進行遅いとされる乳がんだが…
2017年06月24日 10:50
芸能
麻央さんが患っていた乳がんは、部位別の死亡率では大腸がんなどに続く女性4位。だが、罹患(りかん)率ではトップ。35〜64歳では死因トップにもなる。16年には1万4013人が亡くなった。
麻央さんは、ブログによると2014年2月の検診でしこりが確認されたが、医者は最終的に「心配ない」と判断。だが、同年10月にがんと診断された。16年9月のブログでは「骨や肺に転移」と報告している。一般的には、進行が遅いとされるが、医療ジャーナリストで医師の森田豊氏によると「中には進行が早く、抗がん剤やホルモン剤、放射線治療の効きにくいものがある」という。