テレ東「池の水ぜんぶ抜く」ヒットの裏側 想像以上の反響「市長から依頼」
2017年06月25日 08:01
芸能
「ロケに人手もかかるので第2弾は半年後の6月くらいですかねと言っていたら、1回目の放送を見た人から“うちの池も抜いてくれ”という反響がワッと来たんです。それで、リアクションがあるのなら半年後ではなく最速でやろうということになりました」と想像以上の反響により、予定が前倒しになったことを伊藤プロデューサーは明かす。
4月23日放送の第2弾も8・1%。この時、第1弾以上の反響を感じた出来事があったという。「第2弾の放送後、第3弾へ向けて(水を抜いてほしい池の)募集をかけたんですが、驚いたことに習志野市の市長さんから依頼がありました。応募フォームのリストを見たら、主婦の方の次に市長さんの名前があったんです」
25日放送の第3弾で、習志野市長の依頼を引き受けることが決定。タレントの伊集院光(49)が現場に出動する。伊集院は第2弾が放送された直後、4月24日深夜放送のTBSラジオ「JUNK 伊集院光・深夜の馬鹿力」(月曜深夜1・00)で「超おもしろい!」と企画を絶賛。「あのロケ行きたい!」と“猛アピール”したことから、今回の出演が決まった。
業界内にも熱狂的なファンを持つヒット作になった「池の水ぜんぶ抜く」。伊藤プロデューサーは企画開始当初を振り返り「(第3弾まで)続くとは全然思わなかったです。1回目の放送の時は“当たって砕けろ”のような部分もありました。低い視聴率が出たら、すみませんと謝る覚悟をしていたくらいですから」と打ち明けた。
気になるのは第4弾以降の構想。今後、ターゲットにしたい池については「やはり、みんなが知っているような規模の大きい池の水を抜きたいですね」と展望する。
「JRの中央線に乗っている時に見えるお堀や釣り堀、みんながよく行く日比谷公園の池なども抜いてみたいです。規模が大きいのでなかなか実現は難しいですけど、いつか、ああいった所の水を抜けたらすごいことになりそうだなと考えています。あと、淳さんがお城に詳しいので有名なお城のお堀の水を抜くというのは近々やりたいですね」
また「大みそかのカウントダウンや、正月特番でずっと池の水を抜いているというのもいいですね」と目を輝かせる。「“開局55周年特番・池の水をぜんぶ抜く55連発”とか。そういった構想もしています。抜く池は大量にありますから」と笑顔で“野望”を語った。