麻央さんに届け…海老蔵、勸玄くんとの「親子宙乗り」安全祈願修祓式
2017年06月29日 19:52
芸能
妻・麻央さん(34)の旅立ちを伝えた23日の涙の会見以来、初の公の場となった海老蔵。ブログでは連日、愛妻のいない喪失感を吐露。この日朝も「あの日から涙のでない日がないです」とつらい胸の内を記していたが、修祓式では、直前まで行われた稽古の疲れも見せず気力あふれる表情。また、時折、勸玄くんに話しかけるなど、優しいパパとしての一面も。
勸玄くんは夜の部「駄右衛門花御所異聞(だえもんはなのごしょいぶん)」で白狐役を演じ、海老蔵と親子2人での宙乗りに挑戦する。歌舞伎史上最年少での宙乗り。麻央さんは勸玄くんの晴れ姿を見ることを闘病の支えにしていたが、そんな母親の気持ちをくんでいるのか、式では父親の隣に寄り添い、歌舞伎役者の顔。宮司の読み上げる祝詞を頭を下げて聞いていたほか祭壇の前でも深く頭を下げ、役割を果たした。
歌舞伎座によると、今公演の夜の部のチケットは完売。また、修祓式は神事のためこれまで非公開としてきたが、今公演への注目が高いことから報道陣に公開するという異例の運びとなったという。
勸玄くんの出演については、海老蔵は日々のブログで心境を吐露。26日には勸玄くんが「舞台でない。といいだした」とことを明かし、「まいってる上に更に参る。もはや降参。降参です…」と途方に暮れている様子をつづったほか、27日には「母を失いそして大舞台をさせること、本当にすまない、本当にすまない判断だったと、酷な判断な結果となってしまった、と反省」と複雑な思いも。それでも28日には「互いに頑張ろうね。ママが見守ってくれてるから 一緒に頑張ろう」と呼びかけて気合を入れ直していた。