山本譲二、両耳の聴力を失っていることを告白「イヤモニ外すとまったく…」
2017年06月30日 20:59
芸能
司会の加藤浩次(48)が、「譲二さん、“両耳の聴力を失う”という報道がありますが…」と山本に問いただすと、山本は険しい表情になり、「こっちの耳(右)が聞こえなくなって、こっちの耳(左)にイヤモニ(モニター)を付けているから聞こえるけど、これを外すとまったく聞こえません」と言い切った。加藤が「そうですか」相槌を打つと、「加藤さんの“そうですか”は聞こえないけど、口を読んでわかる」と、厳しい現実を話した。
8年ほど前、右耳に違和感があり病院に行くと「おそらく中耳炎でしょう」と診断されたが溜まっているはずの水がなく、転院するもなかなか原因は分からず。そしてある病院でCTスキャンを撮ったところ「鼓膜の奥を通る顔面神経に腫瘍が出来ています」と説明されたという。腫瘍は良性だったが、手術をすると顔面に麻痺が残る可能性があると言われ、「歌手としてステージに立ち続けたい」という意向から、手術はしない決断をしたのだという。
しかし2013年になると、左耳も聞こえづらくなってきたという。大きな声で歌を届けたい思いからイヤモニにも大音量を求めるため、左耳に負担がかかっていたのだ。山本は、「10が最高だとしたら、左耳は3つぐらい。ほとんど聞こえないです。普段は補聴器を使ってます」と明かし、しかしそれでも「右耳はそのままでいきます。左も聞こえなくなったら手術します」と、歌手生命を賭けながら、決死の覚悟でコンサートに臨んでいるという。
少し休養すると耳も良くなるんじゃないかと加藤に諭されるも、「休むわけにはいかない。スケジュールは入っているし、キャンセルなんかできません。やるところまでやりますよ」と語った。そこで妻の悦子さんからの手紙が読み上げられる。「本音を言えば、やめてほしいとは思っています。でも譲二さんの意思は尊重してあげたいです。譲二さんのために聴いたり伝えたりすることはできますけど、歌うことはできません」と、深い愛情でサポートされていることが紹介されると山本は、「悦ちゃんありがとな!」と確かな声でテレビに語り掛けた。