勸玄君 史上最年少で宙乗り 客席上空から手を振る

2017年07月03日 21:03

芸能

勸玄君 史上最年少で宙乗り 客席上空から手を振る
歌舞伎座での七月大歌舞伎で宙乗りを披露する市川海老蔵(右)と勸玄くん(松竹提供) Photo By 提供写真
 東京・歌舞伎座の公演「七月大歌舞伎」が3日に初日を迎え、歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)と長男の堀越勸玄君(4)が夜の部に出演、親子で宙乗りを披露した。満員の客席からは大きな拍手や歓声が湧き、勸玄君は客席上空から手を振って応えた。
 松竹によると、4歳での宙乗りは歌舞伎史上最年少記録という。勸玄君は白狐役で出演し、耳が付いた白い衣装を着用。海老蔵に抱えられるような形で宙乗りに挑んだ。

 2人が出演したのは、江戸時代後期に七代目市川団十郎が演じた作品に現代的な工夫を加えた復活狂言「駄右衛門花御所異聞」。勸玄君は小走りで花道から元気に登場し、「勸玄白狐、御前に」と、海老蔵が演じる秋葉大権現に向かって大きな声で話した。

 6月22日に死去した海老蔵の妻小林麻央さんは生前、この舞台に出演する勸玄君の姿を見ることを「一つの目標」にしていたという。

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