阿久悠さん没後10年、11月に豪華コンサート 世代超え歌い継ぐ
2017年07月06日 05:30
芸能
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目玉は未発表の詞にメロディーをつけた新曲のお披露目。世代を超えて阿久さんの作品を歌い継ぐという思いから、林部智史(29)、「BOYS AND MEN」ら若手が中心になり歌唱する。
「狼なんか怖くない」(78年)など多数の提供を受けた石野は「今なお多くの方に愛される阿久さんの世界を、皆さまと共に過ごせることを楽しみにしております」と意欲。また自身のライブで「時の過ぎゆくままに」「五番街のマリーへ」などを歌っている林部は「時代を超えて愛される歌とはこのような歌なんだと実感しています。僕自身歌い継いでいけるよう成長していけたら」と話している。
今年は生誕80年。コンサートのある11月は阿久さんが初めてレコードのA面を手がけて丸50年となる。阿久さんの長男、深田太郎氏は「節目の年にこのようなコンサートが催されることを家族としてうれしく、誇りに思います。今後も著名な出場者の発表が続々控えていると聞いています。当日は自分も楽しみたい」と話している。
問い合わせはサンライズプロモーション東京=(電)0570(00)3337=まで。
《ベスト盤同時発売》11月には、レコード会社がそれぞれ管理する阿久さんの楽曲をまとめたベスト盤を同時発売する予定。一世を風靡(ふうび)した「ピンク・レディー」が在籍したビクターなど、7社ほどが参加する見込みという。各社のベスト盤にはすべて、阿久さんの未発表詞にメロディーをつけた新曲が収録される。