中嶋しゅうさん訃報に追悼の声続々 原田眞人監督「嘘だ、と叫びたかった」

2017年07月07日 07:30

芸能

中嶋しゅうさん訃報に追悼の声続々 原田眞人監督「嘘だ、と叫びたかった」
死去した俳優の中嶋しゅうさん Photo By スポニチ
 俳優の中嶋しゅうさん(69)が6日、舞台「アザー・デザート・シティーズ」(東京芸術劇場シアターウエスト)の公演中にステージから転落し、頭を強く打ち、救急搬送先の病院で死亡が確認された。突然の訃報に追悼の声が相次いだ。
 俳優の笹野高史(69)はツイッターで「中嶋しゅうが舞台から落ちて死んだ?ほんとか!?しゅう!!なにやってんだよー、しゅう!!」と沈痛な様子。

 映画監督の原田眞人氏(67)はブログで「嘘だ、と叫びたかった。原田組では、『日本のいちばん長い日』(2015年)の東条英機役と『関ヶ原』(8月26日公開)の伊賀者赤耳役で参加してもらった。赤耳は、しゅうさんのために書いたオリジナルの役だ。『検察側の罪人』(18年公開予定)ではスケジュール調整がつかず見送ったが、その次もそのまた次も、しゅうさんのために役を書き続けるつもりでいた。まだ心の整理がつかない。合掌」と悼んだ。

 中嶋さんは黒澤明監督の「影武者」「乱」などに出演。黒澤監督の長女で衣装デザイナーの黒沢和子さん(63)はブログで「私が映画界に入った最初の父の作品『夢』で、ご一緒したのを思い出します。夫婦2人きりなので、(中嶋さんの妻・鷲尾)真知子ちゃんのコトが気がかりです。ご冥福を、心から祈ります」としのんだ。
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