米倉涼子 5年ぶり「シカゴ」再演 共演女優絶賛の裏にある努力
2017年07月10日 10:30
芸能
ブロードウェーは歴史ある劇場が建ち並ぶミュージカルの聖地。世界中のアクターやダンサーが憧れるステージの中央で、米倉はライトを浴び、堂々と主人公ロキシーを熱演。全編英語のセリフに歌、ダンスの猛特訓を重ねて臨み、共演女優のアムラ=フェイ・ライト(56)は「涼子はとても一生懸命努力して、英語の発音もばっちり。非の打ちどころがない」と太鼓判。米倉自身も「歌が苦手だけど、今回は楽しく歌えるようになってきた」と成長を口にした。舞台中盤からは、心底楽しんでいる様子が客席からでも感じられるほど、生き生きと演じ、観客からは大きな拍手と歓声が送られた。
共演者から「ウェルカム・ホーム!(お帰りなさい)」と歓迎された2度目のブロードウェー。「ホーム」として日米を行き来できる実力を十分に証明した再演となった。(記者コラム)