「千鳥」大悟 成功者の“その後”がグサリ「今、好きな事やれてんのかなあ?」
2017年07月18日 06:00
芸能
さらに億万長者の“その後”や、エヴァンゲリオンのテーマソングを作った女性作詞家は、トルコ人と結婚し離婚。貢いだ額は破格の3億円――。驚きの転身や大成功、さらには地獄をも経験した波乱万丈物語など、21人のそれぞれの人生ドラマが紹介される。
MCを務めるヒロミ(52)は「21人の人生を見せていただきましたが、もともと、華やかなところにいた人たちなので、その後がどういう人生なのかっていうのは気になりますし、面白い番組だったと思います。勉強になりました」と手応え。「僕がまたこの世界を辞める時が来たら、違う“その後”をお送りしようかなって思える番組でした(笑)」と冗談めかした。
ゲスト出演したお笑いコンビ「千鳥」大悟(37)は「さまざまな人生を見てみて、『僕、好きなことがやりたくて芸人になったのに、今、好きな事やれてんのかなあ?』なんて、考えさせられて…」とかなり刺さった様子。相方のノブ(37)も「今やれてる仕事を、もう一段階ありがたみを感じながらやりたいなと思いました」とかみ締めた。
制作の三宅優樹プロデューサーは「この番組を制作して強く実感したのは、誰もが憧れる職業や経歴の人たちは『そうなるまでが大変、なっても大変、そしてその後はもっと大変』という事実でした」としみじみ。「マスコミに報じられるのは輝かしい人生の一部分でしかなく、その裏には、僕たちが知らない葛藤や苦悩がある。しかし、それすらも彼らは気にしない。『周りから見れば変わったように見えるかもしれないけど、俺は何も変わっていない』という、元サッカー日本代表・磯貝さんのコメントが深く印象に残りました」とコメントしている。
ゲストには「千鳥」のほか、サッカー解説者の松木安太郎氏(59)、女医でタレントの西川史子(46)、女優の安達祐実(35)。進行を同局の大橋未歩アナウンサーが担当する。