小室哲哉 C型肝炎の治療時の副作用告白「行動、言動が荒くなり、自分が自分じゃないような」

2017年07月26日 19:01

芸能

小室哲哉 C型肝炎の治療時の副作用告白「行動、言動が荒くなり、自分が自分じゃないような」
イベントに参加したテーマ曲「笑顔の明日」の制作をした小室哲哉 Photo By スポニチ
音楽プロデューサーの小室哲哉(57)が26日、都内で行われた厚生労働省の啓発活動「知って、肝炎プロジェクト Save TheLife2017」のイベントに、同活動の特別参与を務める杉良太郎(72)らとともに参加した。
 プロジェクトの大使に就任してから1年が経過した小室は「あっという間の1年でしたけど、これからも体験を元に広めてきたい」とあいさつ。自身も2012年にC型肝炎に感染し、半年間の注射の投与を経て完治したといい、「その間(治療中)にもテレビ(出演)などがあって、行動、言動が荒くなっちゃうんです。自分が自分じゃないような、そういう副作用があった。バラエティーとかで小室さんどうしたのって」と副作用も明かした。

 「感染が恥ずかしいと思った瞬間があった。絶対に治るとわかってから、(感染を)言ったほうがいいと思った。このプロジェクトにも自然と参加できた」とし、今ではC型に関しては副作用もない飲み薬での治療が可能になっていることから「定期検診の必要性が感じます」と検査の大切さを訴えた。

 小室は同活動の大使としてテーマ曲「笑顔の明日」を制作。小室、杉をはじめ、特別大使で歌手の伍代夏子(55)、スペシャルサポーターを務める歌手の高橋みなみ(26)ら総勢22人が登壇。昨年のイベントではワンフレーズずつ歌いつないだ「笑顔の明日」のMVがお披露目されたが、今回は登壇者全員による生歌唱で盛り上げた。

 歌い終え、五代も「感無量というか、涙でちゃった。この歌大好き、いつも胸がいっぱいになっちゃう」と笑顔。小室は「感慨深いです。杉さんのチェックがあって簡単にできたわけではないですが…」と苦笑。「かなりダメ出しが多かった」と明かした小室に、杉から「どうもすみません」と謝罪が入り、会場は笑いに包まれた。

同プロジェクトは、2012年より肝炎に関する知識、肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎の正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて、自ら積極的に行動していくことを目的として実施。7月28日の日本肝炎デー(世界肝炎デー)に先立ち、毎回イベントが開催されている。

 杉は感染がわかっても治療しない人もいることから「健康は自己責任。(検査も)自分で行けよって。甘ったれるんじゃないよ」と強くメッセージで啓発の必要性を訴えた。
【楽天】オススメアイテム