獅童W喜び 11月松竹大歌舞伎で舞台復帰&夫人12月出産予定
2017年07月29日 05:30
芸能
沙織さんの妊娠が判明したのが、がん発覚の3日前。その状況の中、「クヨクヨしてもしょうがないというタイプの妻が支えてくれたことで前向きになれた。新しい命のために何としてでも治さないといけないと思った」という。
切除手術は6月2日に無事成功し、5日に退院した。主治医からは「今まで通り普通の生活をしていただいて結構です」と言われたが不安もあった。「しゃべると咳(せき)が出たんです。これではセリフが言えない」。体力も手術前よりは落ちており、退院直後はまず散歩をすることから回復に努めた。
咳は日を追うごとに出なくなり「(会見の)1週間前にようやく治まった」と話す。最近、散歩中に歌舞伎のセリフを口にしたところ、「思いのほか大きな声が出たので周囲に驚かれた」と苦笑いした。現在はスポーツジムに通っており、5月18日に肺腺がんを発表してから体重が3キロ増量。「筋力が戻っているんですね」と喜んだ。
獅童を支え続けたのが沙織さんだった。散歩に同行し、栄養面でも無農薬野菜を使った料理でサポート。毎日2リットルのにんじんジュースも用意して、夫の体を気遣った。
今度は獅童が、12月末に出産予定の沙織さんを支える番。性別については「彼女は知ってそうだけど、教えないでと言ってるんです。元気に生まれてきてくれればそれでいい」。今月から実家の建て替えを始めており、報道陣から「子供部屋は?」と聞かれた獅童は「そうですね」と幸せそうな笑顔を浮かべた。
8月初旬に映画の吹き替えで仕事復帰。9月上旬には音楽のライブ活動を行い、千葉・幕張メッセでの「ニコニコ超歌舞伎」以来、半年ぶりとなる11月の舞台に備える。