文枝「総合演芸館に…」新定席の名称「神戸新開地・喜楽館」に決定
2017年08月17日 05:30
芸能
「東の浅草、西の新開地」と呼ばれた繁華街に42年ぶりに復活する本格的な寄席。「名誉館長として盛り上げたい」と言葉に力が込もるのも理解できる。神戸を題材にした新作落語にも意欲を示し、高座にも積極的に上がる構えだ。
「チャプリンが最初に来た喜劇の街、そして落語の街。“喜落”ではなく、喜んで楽しんでもらおうと。気楽に来てもらえれば」。名称は1046通の応募から決定した。炎天下での起工式も終え、「暑かった。これなら富士山(登山)の方が楽。まあ、富士山に登れたから自信を持てた」と7月の初登頂を引き合いに出して笑いを誘った。