ユーミン 荒井由実時代の楽曲軸に主演舞台「今の歌い方で最大限に表現できる」
2017年08月17日 15:29
芸能
由実はストーリーテラーの役割も担い、その中で500年後の未来を舞台にした寺脇康文(55)と宮澤佐江(27)によるファンタジックなラブストーリーが展開する。脚本はキャストが決まってからすべて当て書きされたそうで、寺脇は「世界観が素晴らしい。宇宙、死生観が大きなテーマとしてあって、設定は突飛なところもあるが差し引いても現実感がもてる。寺脇康文の新しい、ダークな側面が見ていただけると思う」と自信のほどをうかがわせた。
宮澤は、2011年のNHK紅白歌合戦で由実が「春よ来い」を歌った際、AKB48のメンバーとしてバックで一緒に歌ったことがあり、「あの時が、一番テレビに映りたかった瞬間だった」と述懐。そして、「ユーミンさんの楽曲の中でお芝居ができるなんて、一生に1度あるかどうか。一瞬一瞬をかみしめて、素敵な舞台が届けられるよう頑張りたい」と意気込んだ。
正隆氏は、アルバム名を挙げその中から全16曲を使用することを明言。由実は、「脚本の中盤からは、こみ上げるものがどんどんあった。ひたすらステージの出来ばえが楽しみ。役者の芝居、演出を信じて私はひたすら丁寧に歌うことを心掛けたい」と話していた。
ほかに六平直政(63)、斎藤洋介(66)らが共演する。