平幹二朗さん最期は「カーテンコールのように…」 平岳大が明かす“最後の日”
2017年08月18日 16:54
芸能
岳大は幹二朗さんの最後の日を振り返りながら、「とても父らしい逝き方かなって感じはしましたね」としみじみ。「父って、カーテンコールでバッと出てきて、すごい勢いで頭下げるんですよ。芝居が終わった後にあまり余韻を残さない人だったんです」と明かし、「だから僕は、最期はあのカーテンコールのように(父が)逝くんじゃないかなって、ずっと思ってたんです。本当にそういう風になっちゃいましたけど」と幹二朗さんの最期を振り返った。
司会の黒柳徹子(84)から「お父様のことを今どのように思ってらっしゃる?」と問われると、岳大は「これを言ったらキリがないんですけど、ずっと色んなものを見て欲しかったっていうのはあるんですけど…」と切り出し、「(自身が出演した映画の)『関ケ原』も見てほしかったし、大竹しのぶさんとフェードルという舞台をやったんですけど、それも僕が役者になったときにいつかフェードルみたいなのができるといいねみたいなことを言ってたんですけど…それも見られなかった。(自身の)結婚式も来られなくて…」と、役者、息子というそれぞれの立場から、様々な思いを抱いていることを明かした。
「さあこれから楽しいことが始まりそうという時に逝っちゃったから、もうちょっと待てば良かったのになっていうのはあるんですけど、それが逆に父らしいというか…」との岳大の言葉に対して、黒柳は「本当に優しくて良い方でしたね。私大好きでした」と友人でもあった幹二朗さんへの思いを口にした。