思わずうなった島崎遥香の独特な感覚「つまらなくないから楽しい」
2017年08月19日 09:30
芸能
そのリハ後の取材時。島崎は「サックスのどういった部分が楽しい?」と質問された。おそらく、聞いた記者は「思い通りに音が出た時」「好きな音楽が演奏できるから」「みんなと音がピッタリ合った時が気持ちいい」などといった答えを期待していたと思う。だが、島崎の答えは「つまらなくないから楽しい」というものだった。
「小学生の時にピアノもやってたんですけど、つまらなくなっちゃってやめちゃった。サックスはつまらなくならないんですよ」と続けた。「楽しいからつまらなくならない」のではなく、「つまらなくならないから楽しい」という考え方ということ。自分自身にそのような感覚はないが、そう言われてみるとその通りだ。ノートにメモを取りつつ、哲学者のような島崎の言葉に「すごいな」と思って、笑ってしまった。(記者コラム)