水難事故多い今年の夏、事前に“危険要素”排除して楽しみたい
2017年08月21日 09:30
芸能
海水浴場ではライフセーバーが常駐しているが、油断は禁物だ。どんなことに注意すればいいのか。ライフセーバーによると、高波や巻き波、離岸流など、気をつけるべきポイントも多いという。
最も注意すべきは、岸から沖へ向かう強く速い流れの離岸流。これに流されると水泳の熟練者でも逆らって泳ぐのは非常に困難で「流された時には岸と平行に泳いで、離岸流の発生している場所から抜け出すようにしてもらいたい」とのアドバイスをもらった。
また、現場の危険個所についてはライフセーバーが把握しているといい「まず、海に入る前にしっかり準備体操し、危ない場所を自分たちに聞いてから海水浴を楽しんでもらいたい」と話してくれた。
プールでの注意点も聞いてみた。強い流れのある排水口に吸い寄せられて、溺れるケースがあるといい、プールによっては、すり鉢状に深くなるところもあるので「事前に危険な場所をチェックして」とのことだった。
まだ、暑い日もあり、海やプールに行く機会もあると思う。「大丈夫だろう」ではなく、しっかりと“危険要素”を排除した上で、楽しみたいと思う。(記者コラム)