野際陽子さんの女優魂 周囲にがん明かさず 酸素ボンベをマフラーで隠し…
2017年08月25日 22:34
芸能
2度目のがんも手術で乗り越えることができたが、15年夏に3度目のがんが発覚。これ以上肺の切除はできず、抗がん剤による治療となった。
その後しばらくは体調が良かったが、16年秋にまたしてもがんが発覚。抗がん剤の効果もなく、酸素ボンベが必要になるほど衰弱していたという。
それでも「受けた以上できないというのはプロとしてはダメ」と仕事は休まず。酸素ボンベをマフラーで隠して撮影現場に向かうなど、がんに侵されていることを決して周囲に打ち明けなかったという。
亡くなる1カ月前までテレビ朝日系ドラマ「やすらぎの郷」の撮影に参加するなど、最期まで女優魂を見せつけた野際さん。間瀬は「役者としても母としても大好きだった。ああいう人が母だったことが誇りです」と涙ながらに語っていた。