GACKT 20年以上ぶり地下鉄乗車「何年ぶりか」の朝食も食べる
2017年09月22日 20:11
芸能
それでも友人に会うため、ひるんではいられない。「ボクの人生において全く無縁だと思っていたが、とにかくこういう機会が訪れたことはいいことと捉えておこう…」と気を取り直し、地下鉄の入り口らしき下り階段へ。そして、網の目状になった地下鉄マップと悪戦苦闘し、30分かけて切符売り場へとたどり着いた。だが、目的地は見つからない。
「参った…。更にハードルが一つ上がる。ただでさえ苦手なのにもかかわらず乗り換えまであるとは…」。何とかチケットを購入し、駅構内へと入ったが、今度は乗るべき電車が見つからず。3人ほどの乗客に訪ねて何とか電車に乗れたが、「人間とは不思議なもので一人だけに何かを尋ねようとするとどうも気後れする。ところがこれが三人四人となってくると、一切こういう気持ちがなくなりそのうちになんの躊躇もなく通りすがりの人にものを尋ねられるようになる。まあ、よく言えば気後れがなくなる。悪く言えば図々しくなる。ナンパと同じだ」との境地に至った。
そして、「色んなことに躊躇しがちな人は、とにかく数をこなすことだ。少ない数、少ない経験でいちいち考えないことが、アクティブになる一番の方法だ」と人生訓を説いたGACKT。無事に乗り継ぎもこなして到着した友人の自宅では、普段は夕食しか食べない食生活ながら友人の手作り朝食をごちそうになることに。「彼女の笑顔に負けを認め、今日一日のかなり早めのディナーとすることにした」「朝食をこうやって取るのも一体何年ぶりなのだろうかとふとよぎる」「地下鉄といい朝食といい、ボクにとっては無縁のものだと思っていたが。イギリス記念ということにしておこう」と自分を納得させていた。